丹波山村 高齢者向け講演会「スマホで人生を豊かに」

3月28日 丹波山村の交流促進センターで丹波山村公認LINE「たばやまりんぽ」でおなじみの榊原さんによる講演が行われました。テーマは、「スマホで人生を豊かに」。なぜ、スマホが使えるようになると人生が豊かになるのか、その理由と背景についてお話いただきました。

【日本初】副業型地域活性化起業人 榊原拓磨のプロフィール

丹波山村は令和6年4月25日、総務省が推進する「地域活性化起業人制度」を活用し、株式会社NTTドコモ勤務の榊原拓磨さんを副業型地域活性化起業人に委嘱しました。

企業に在籍しながら副業として毎月丹波山村に通い、スマホ教室の開催などを通じたデジタルデバイドの解消や、村内のコミュニティ活動を推進していきます。
昨年より丹波山村 住民向けコミュニティーLINEグループ「たばやまりんぽ」を開設。毎朝7時にゴミ出し情報や村内の情報発信の他、コミュニティーFMラジオの配信をしています。村民への情報共有はもちろん、丹波山村ファンの方々へも今の丹波山の姿を声と情報でお届けしています。
「たばやまりんぽ」のりんぽ(隣保)とは、各地区をさらに細分化したコミュニティーで、かつては葬儀のときなどに隣保の人同士で助け合ったりしていたそうです。今は村内のお知らせなどが隣保単位で配布されています。

ガラケーことフューチャーフォンの利用サービスは、すでにau,softbank等では終了しており、docomoも令和8年3月31日をもってサービス終了が案内されています。ガラケーサービス終了に関わらず、スマホを利用することで他者とのコミュニケーションを増やし、健康寿命が延ばせる可能性があることを分かりやすく説明していました。

人と人が繋がるツール(道具)として携帯電話が普及し、その後、様々なサービスの展開により、今では欠かすことのできないものになっていますが、それがない生活に慣れた人にとって必要不可欠ではないと感じるのはごく自然なことです。しかし、高齢化、少子化、人口減が進む今では、使える道具に慣れることもまた必要になってきました。
榊原さんの「その道具を使いこなすことで、自身の生活に彩りを与え、健康寿命を延ばすことだって出来るのではないか?コロナ禍において人と人の繋がりが希薄になった時期に強くそれを感じた」、との言葉が印象的でした。


コミュニティーFM たばやまりんぽ
https://stand.fm/channels/665af73e316143a771e3d123