休日学級「おさかな学習会」と選書会

6月29日(土)、丹波小学校にて、休日学級が開催されました。今回のテーマは「おさかな」。魚の種類から美味しい食べ方までを学び、実際に魚をさばいて調理する実践的な活動も行われました。

海のない山梨県でも、子供たちは普段から魚を食べますが、切り身ではない魚、しかも数時間前まで東京の豊洲市場で売られていた丸々一匹の魚に触れることは、非常に貴重な体験です。子供たちは鯛、エビ、イカを自分たちの手でさばき、刺身やアラ汁を作り、親子でお昼ご飯としていただきました。

魚をさばくと生臭いことや内臓があることは当たり前ですが、子供たちにとっては新鮮で貴重な体験でした。この活動を通じて、丹波山村では魚をテーマにした食育が進められています。子供たちが実際に魚に触れ、さばき、調理することで、食材の大切さや料理の楽しさを学ぶ良い機会となりました。

丹波山村では、このような体験を通じて、子供たちに食の大切さや命の尊さを伝える活動を行っています。未来を担う子供たちが、自然と共に生きる知識と技術を身に付け、地域に貢献できる大人に成長していくことを願っています。

午後には、体育館で選書会が開催されました。選書会とは、図書室に置きたい書籍を児童、親、先生が選ぶイベントです。体育館の床に並べられたたくさんの書籍は壮観でした。参加者はまず、並べられた書籍を見て回り、時間を区切って手持ちの付箋を置きたい本に貼っていきました。子供たちの票が動物や妖怪の書籍に集まるのはいつものことですが、子供たちが自分の意思で図書を選ぶことができるのは素晴らしいことです。以前住んでいた街の小学校では、このような体験はありませんでしたが、児童の数が少ない丹波山村だからこそできるイベントかもしれません。

丹波山村では、親子山村留学を積極的に行っています。7月28日(日)には、親子山村留学を検討する家族向けの「たばやま村見学会」が開催されます。この小さな村でしか経験できないことがたくさんあります。ご興味のある方は、ぜひご参加ください。

たばやま村見学会&BBQは、丹波山村をよく知る村民と移住者が村内をアテンドします。説明会の後は河原でバーベキューを楽しみながら村の生活や学校のことについてご質問頂けます。暑い季節になりますので、川に入って遊ぶこともできます。水着やサンダルをご用意ください。
たばやま村見学会&BBQ参加