協力隊員 大曽根さんの石焼きいも巡業

地域おこし協力隊員の大曽根さんによる石焼きいも販売が始まりました。1月8日(水)から始まりましたが、初日は鴨沢地区で強烈なダム風により屋台が倒れるというアクシデントがあり出鼻を挫かれる経験をしました。今回は屋台の屋根を外してのリベンジ。さいわい風の穏やかな一日となり、機材のトラブルはなく実施することが出来ました。

絵画が得意な大曽根さんにFよる手書きのチラシ

チラシが村内全戸に配布されたので知っている人も多かったようです。鴨沢、保之瀬地区の方々がたくさん来店されました。鴨沢、保之瀬地区で合計60本くらいを販売。予想以上の売れ行きに彼自身驚いていましたが、、、用意していたお芋の数が怪しくなってきました。


地域おこし協力隊員 大曽根 悠太

大曽根さんは、令和6年4月に地域おこし協力隊員として丹波山村に移住しました。丹波山でさつまいもを作り、それを石焼き芋にして販売したいと考えていました。村に来てすぐにいくつかの畑を借り、さつまいもの他にも様々な野菜を作り、イベントや道の駅たばやまで販売しています。無農薬・無化学肥料で作った野菜はどれも美味しく、見た目よりも味と安全性に拘った野菜を生産しています。

大曽根さんについての地域おこし協力隊通信


保之瀬地区の後、奥秋、上宿と巡業。役場前では下校中の中学生たちがやってきました。中学生以下の村内の子供には無料で一つプレゼントしていました。役場前でも大盛況。ただ、この時点で芋の在庫がかなり乏しくなってきており、最後の巡業地である旧役場前まで芋が残るか怪しくなってきました。

役場前からTABA Cafeのある下宿へは、リアカー屋台を人力で引いて参上。村民も一緒になって「いーしやーきーいも~」をコール。すっかり日も暮れて辺りは暗くなっていました。「焼きいも」の赤ちょうちんがある街角は、実に雰囲気の良いものでした。ここでも大曽根さんが来るのを待っていた人や、仕事帰りの人に立ち寄ってもらえました。

最後の旧役場前にもリアカーを引いてやってきました。リアカー屋台は重いようで、若干の坂道でも引いて来るのは大変だったそうです。
残っていた芋はどれも小さく乏しいものでした。最後のお客さんにまとめて買って頂きましたが、その後もお越し頂いた方もおり、頭を下げてお詫びの言葉を述べるしかありませんでした。

今回初めて全箇所全てを回って行った大曽根さんの石焼きいも巡業は、村民の皆さんの温かな気持ちを感じながらも、ほろ苦いものになりました。今回の巡業で多くのことを学んだと話していました。また、焼きいもの感想やご意見がありましたら、忌憚のないご意見をお待ちしています!とのことです。
2月いっぱいはこのスタイルで続けるそうです。次回は2月12日(水)、どうぞ、お楽しみに!

大曽根さんが更新するインスタグラムアカウント ファームてんせんえん