山梨の地域おこし協力隊員が丹波山に集結!第一回地域おこし協力隊 林間学校レポート

7月25日、丹波山村交流促進センターで、丹波山村地域おこし協力隊サポーターズ「TABANET.」主催の交流会「第一回地域おこし協力隊 林間学校in丹波山村」が開催されました。村内の13人の隊員に加え、県内各地から13人が集まり、総勢26人が参加。活発な意見交換と情報共有の場となりました。

このイベントは、地域おこし協力隊という共通点を持つ若者たちが、仕事や生活の悩みを語り合い、仲間との絆を深めることを目的に開催しました。参加者たちは、カードゲームで緊張を解き、グループディスカッションでは、仕事でぶつかる壁や、将来への起業や定住に向けた不安などを率直に話し合いました。

映画「ひとしずく」上映で共感深まる

今回の目玉は、元地域おこし協力隊の山下大裕監督が制作した映画「ひとしずく」の上映でした。鹿児島県から監督が自ら丹波山村を訪れました。映画「ひとしずく」は、山下監督が、47都道府県を巡り、各地の協力隊員やOBOG、行政職員らに丹念な取材を行い聞き取った、協力隊員が直面しやすい問題や悩みを題材にした作品です。山下監督は、今後も地道に上映会を全国で重ね、協力隊員と地域住民、そして行政職員がこの映画を観て何かを感じるきっかけになればと話していました。

映画鑑賞後は、バーベキューを囲んでの懇親会が開かれました。丹波山村の協力隊員が捕獲した鹿肉のローストをはじめ、地域の特産品を持ち寄ったにぎやかな宴となり、夜風に当たりながら火を囲み、これからの抱負を語り合う特別な時間となりました。

参加者からは「もっと話がしたかった」「ほかの隊員も悩みながら前に進んでいることが分かった」といった声が聞かれました。他地域で活動する隊員に丹波山村を知ってもらう良い機会となり、第二回の開催を望む声も多くありました。今後もTABANET.の活動にご期待ください。