お松焼きが実施されました

1月17日に丹波山村のお松焼きが実施されました。

お松焼きとは・・・
1月7日に行ったお松曳のお松様(竹や松を組み上げたもの)や、各家の正月飾りなどを集め、お焚き上げをする儀式です。
このような儀式は日本各地で行われていて地域によっては「どんど焼き」とも呼ばれているようです。
丹波山村のお松焼きは1月14日と定められていますが天候を見て実施日を決めます。
今年は17日の夕方から消防団員の方が中心となって行われました。

まずは道祖神に灯りがともされ、お参りをします。
近くを通ると大きな炎がメラメラと燃え盛っていました

お松焼きの横では、消防団員の方がお神酒の他に、イワシやお肉を焼いて振舞っていました。

午後7時頃、炎はだいぶ小さくなっていて、自宅で作ってきたお団子を焼いて食べる方がいらっしゃいました。このお団子を食べると1年間風邪をひかないと言われています。

右の団員の方が持っているのは、紅白のお団子を梅の花のように見立てて作ったもの。
私もひとつ頂きました。一年間元気に過ごせそうです(o^―^o)

またお正月に書いた書初めをお松焼きの火で焼くと字が上手になる、と聞いたので息子と自分の書初めを持参して燃やしました。

今年は筋肉をつけたいという息子の目標はさておきw、字が上達しますように!!半紙が高く舞い上がると字が上達するとか?

夜なので防寒対策ばっちりで行きましたが、火のまわりはとっても暖かく(近くは熱い!)、集まった方々はお酒も会話も弾んでいました。
炎がだんだんと小さくなってきて夜9時前後にお松焼きは終了。こうして丹波山村のお正月も終わりを告げます。

小さな村なのでこういった地域のイベントは当然のようにほぼ全員顔見知りですし、やっぱり丹波山村って暖かい雰囲気がとてもいいなと改めて思いました(都会ですといくら地域のイベントと言えども知り合いの方が少ないですよね)。
中学生達も集まって火のそばで楽しそうにおしゃべりをしている姿が印象的でした。中学3年生にとってはお松焼きも最後の参加となるので感慨深いのかもしれないですね(大人になってまたこの村に戻ってきてね)。