七ツ石神社の狼伝承とは、、

道の駅たばやまで販売されているお土産の中に「七ツ石狼」のグッズがたくさんあります 。
七ツ石って??なんでオオカミ?と疑問だらけっだった私は早速調べてみましたので、今日は七ツ石神社の狼伝承について簡単に紹介させていただきたいと思います!

<七ツ石神社>
丹波山村から登山が楽しめる「雲取山」が有名ですが、その雲取山登山の途中に「七ツ石山」があります。
七ツ石山の名の由来は、山頂付近にある7つの石灰岩の岩塊からで、この岩塊は平将門の共をした武者七人が石と化したといわれ、(七ツ石山は関東での戦いに敗れ各地を転々と逃げ回っていた平将門の逃走ルートのひとつだそうです。)その霊を祀っているのが七ツ石山の山頂付近にある七ツ石神社です。
それと共に七ツ石神社は狼を祀っている神社でもあります。ここを守っている狛犬は狼(山犬)なのです。

<七つ石の狼伝承>
日本全国には狼(山犬)を祀った数多くの神社や寺があるのをご存知ですか?昔々、猟師の村である丹波山村の人々も狼を「山の神の使い」として崇めていました。
更に狼が絶滅する前、山の上に住む鹿や猪などの獣が里山へ降りる前に狼が獣を捕え、農作物を守ってくれていたことから、狼を山の神としてあがめていたとされています。
それを裏付けるように丹波山村の七ツ石山の山頂直下に狼信教の神社「七ツ石神社」が建っています。
しかしこの七ツ石神社、長い長い年月の間に老朽化が進み、今にも崩れそうな朽ち果てた姿となっていました。

そして今から約3年前に丹波山村の村おこし協力隊の方をはじめとする数名の方がこの狼伝承を民族的財産として後世に伝えたいと考えると共に、村おこしにつなげていければと、2017年に七ツ石神社を村の文化財として登録し、再建に着手しました。
翌年には真新しい社殿に建て直され、2対の狛犬も修復・復帰して見事に新しい姿に生まれ変わりました。

再建された七ツ石神社。
社殿の中に狛犬(狼)が入っているようです。

こうして七ツ石神社にちなんで丹波山のお土産として狼のイラストのグッズが誕生したのですね。
イラストは繊細なペン画で有名な玉川麻衣さん原画によるものです。狼が本当にすてきに描かれています。

登山をした方も、そうでない方も丹波山のおみやげに七ツ石の狼グッズ、とってもおススメです!!

「七ツ石焼酎」(丹波山産じゃがいもから作った珍しいじゃがいもの焼酎!)
なんとかっこいい手ぬぐい!全5種類です
マグカップは全9種類。こちらはそのうちの4種類です。
どれにしようか選ぶのも楽しい♪

これらの商品は道の駅たばやまでお買い求めいただけますが、
タバヤマで遊ぼうのオンラインストアでも購入可能になりました!
この他にも丹波山のマスコットキャラクター、タバスキーデザインのタバスキービールやタバスキーサイダーなどもオンラインショップで購入可能に。
気になる方は早速チェックしてみてください♪
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今回七ツ石の狼について調べてみて、いつか自分も雲取山登山にチャレンジし、実際に自分の目で七ツ石神社の狼に会いに行ってみたいと思いました。
中級者向けの山ということなので私の場合その前に練習が必要ですね。。(;^_^