春の訪れ!ふきのとう

気が付いたら道にふきのとうがぽこぽこと顔を出していましたよ。
でももうだいぶ開いてしまっている。。ちょっと遅かったかな。。
いや、まだ場所によってはこれから食べごろのもあるはずなので探してみたいと思います。
三寒四温で体調を崩しやすい時期ですが、ふきのとうを見かけるといよいよ春が来たなぁとわくわくます。

丸くてかわいいですね

食べごろ
ところでふきのとうの食べごろはご存じですか?
選ぶときは、葉が閉じていて、つぼみが硬いものを選びましょう。
少し開いていて、中の花芽がほんの少し見えるくらいまでが、食べごろです。
葉がパッと四方に開いているふきのとうの姿はブーケのようでかわいらしいですが、苦味が増しているそうです。
葉が開ききっておらずつぼみが閉じているものを選びましょう。

アク抜きが必須
実は、ふきのとうにはペタシテニン(別名フキノトキシン)という肝毒性の強い成分が含まれています。そのため、おひたしや和え物で食べる際にはアク抜きが必要です。
天ぷらにするときは高温で揚げるのであく抜きは必要ありません。

アク抜きの方法
①茶色い葉の部分は取り除き、つぼみの中までよく泥を洗い流す
②ひとつまみの塩を入れて沸騰させたお湯で2~5分ゆでる
③ゆであがったらすぐに冷水に取る (ときどき水を変えながら室温で15分~2時間浸しておく)
➃しっかりと水気をとる

ゆでた後そのままにしておくと黒く変色してしまいますので、すぐ冷水で冷やすようにするのがコツです。また、根っこは毒性が強いため食べるのは控えましょう。

ふきのとうの栄養・効果
<ビタミンE>
ふきのとうには、ビタミンEが多く含まれています。ビタミンEには強い抗酸化作用があるため、細胞の老化防止に作用し、アンチエイジングに効果があります。また、血行を促進して冷え性を改善したり、血液中のLDLコレステロールを抑制したりするなど、その働きは実に多数。

ビタミンK
ふきのとうは、ビタミンKも豊富に含まれています。ビタミンKは、正常な止血を促すビタミンです。また、カルシウムが骨に沈着することを促すので、丈夫な骨作りや骨粗鬆症の予防にも効果的です。

カリウム
カリウムは、過剰なナトリウムを排出することで、細胞内外の水分量や浸透圧を調節することが大きな役割です。体内の余分な水分を排出する効果があるため、むくみの改善が期待できます。


ふきのとうには、銅もたっぷり含まれています。銅は体内で約10種類の酵素の材料になり、栄養の代謝を促します。

食物繊維
食物繊維は、満腹感を得られることでダイエットに効果があります。さらに血糖値の上昇をゆるやかにする働きがあるため、糖尿病の予防・改善などにも効果があります。腸のぜん動を促して便秘解消にも役立つなど、食物繊維にはさまざまな働きがあります 。

こんなにも栄養たっぷり!ということが分かったところで、
次はよく、「ふきみそ」と言われるレシピをご紹介します!

ふきのとう味噌(ふき味噌)の作り方

ふきのとう味噌の写真

材料(作りやすい分量)
ふきのとう…100g(あく抜きをしておく)
サラダ油…少々

A 砂糖・味噌…各大さじ3〜4
  みりん…大さじ2

作り方
①ふきのとうは細かく刻む。
②フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、❶を炒める。全体に油がなじんだらAを加え、汁気が飛ぶまで3〜4分炒める。


今しか味わえないふきのとうですが皆さんもチャンスがあればぜひ春を食してみてはいかがでしょうか!

ということでわたしもふき味噌ではないのですが、、作ってみました。
ほろ苦い春の味がとても美味しかったです🌸🌸

あく抜きしたふきのとうをオリーブオイルとニンニクで軽く炒めて
鰹節としょうゆで和えてみました♪