丹波山村 空き家ツアーレポート
2025.08.15Fri
去る7月26日(土)~27日(日)に、丹波山村で空き家見学ツアーが開催されました。村内に多く存在する空き家を、移住やニ地域居住を検討する方たちへご紹介し、活用につなげることを狙いとした今回のツアーは、ふるさと回帰・移住交流推進機構の助成を受け、丹波山村が東武トップツアーズ株式会社とタッグを組んで初めて実施しました。

1日目:空き家の現状を巡る
初日は始め、あいにくの豪雨に見舞われましたが、村唯一の不動産店である梅鉢不動産から空き家の概要について説明を受け、雨上がりの空の下、3軒の空き家を巡りました。

ひと言に空き家といっても状態はさまざま。今回見学した空き家は、学生ボランティアや地域おこし協力隊の協力により残置物の撤去が行われたものだったため、建物の状態が分かりやすく、活用のイメージがしやすいものだったのではないかと思います。

2日目:改修済みのお家から学ぶ
2日目は晴天に恵まれ、丹波山村の東京側の入り口に位置する鴨沢地区で、すでに改修された空き家を見学しました。

ウルブスブリューイング: クラフトビールメーカーの店舗兼住居を見学。建具の追加費用や、電気配線を省略してWi-Fiによる照明システムを導入するなど、コストを抑えつつモダンな空間を創り出す工夫が紹介されました。また、地域の特性を理解した改修の注意点も共有され、参加者は具体的なノウハウを得ることができました。
平屋の一軒家: 最後に訪れた平屋の物件は、特に参加者の関心を集めていました。多くの質問が飛び交い、セルフリノベーションによる移住を検討している方々が、平屋や手頃な敷地面積の物件を希望している傾向が明らかになりました。
丹波山村にはかつて大家族で住んでいた住居や元旅館などが多く、必ずしも平屋や小さな物件ばかりではありません。しかし、先ずは、民間が先頭に立ち、相続問題などで手付かずになっている空き家の課題解決に積極的に取り組んでいます。

今回のツアーで、参加者は空き家のリアルな姿を学び、改修費用や具体的な手法、移住後の暮らしまで、移住・二地域居住を現実的に考えるための多くのヒントを得られる素晴らしい機会となったのではないでしょうか。丹波山村は、今後も住みたいと願う人々に最適な住居を提供できるよう、空き家問題の解決に尽力して参ります。