🍄丹波小 原木舞茸の伏せこみ体験🌳
2025.06.16Mon
子どもたちの手で育む、丹波山村の特産物
梅雨の到来を間近に迫り、丹波小で今年も恒例の「原木舞茸の伏せこみ」が行われました。丹波山村ならではの体験を通じ、全校児童18名という小さな小学校が、子どもたちの笑顔と活気に満ちた素敵な一日となりました。
この活動は、丹波山村のコミュニティースクール活動の一環。地域と学校が一体となり、子どもたちに丹波山の魅力を伝えています。今回は、いつもお世話になっている農事組合法人丹波山倶楽部の酒井さんにご指導いただきました。
丹波山の宝物!「原木舞茸」って知ってる?
丹波山村の特産品の一つである原木舞茸。舞茸の名前の由来は、見つけた人が思わず舞い踊ってしまうほどの美味しさ、という逸話があるそうです。私も師匠と共に山歩きをした際、ようやく見つけた時は本当に小躍りしました。
天然舞茸は急峻な山の崖などに育ちますが、この原木舞茸は、丹波山に自生する楢の木の株に舞茸の菌をつけ、村内の畑に伏せこんで育てます。約1年という時間をかけて、多摩川の源流である丹波川の清らかな流水と、澄んだ丹波山の空気がじっくりと育て上げる、まさに「丹波のブラックダイヤモンド」!

無農薬で化学肥料を使わないため、天然舞茸に限りなく近い、肉厚で芳醇な香りが特徴です。そんな原木舞茸の栽培を子どもたちが自ら体験することで、地場産物への理解を深め、自ら育てたものを味わう経験をしてもらおうと、毎年学校の畑で育てています。
急斜面を乗り越え!舞茸株を運ぶ子どもたち💪
丹波小学校の裏手は、すぐに急峻な斜面になっており、舞茸の育成に適した湿潤な環境が広がっています。子どもたちは、舞茸の菌が植え付けられた重い株を、その急斜面に設けられた階段を慎重に、そして力強く登り、学校の畑へと運び込んでいました。

毎年経験している慣れた子もいれば、今年、親子山村留学で丹波山村に来て、初めてこの貴重な体験をする子もいます。みんなで力を合わせ、協力しながら作業を進める姿は、見ているこちらも温かい気持ちになりました。
今年も豊作の予感!秋の収穫が楽しみ!
丹波山倶楽部の酒井さんによると、今年の舞茸菌の成長は特に良好で、不良率はなんと1%以下とのこと!これは、秋の収穫に大きな期待が持てます。子どもたちが丹精込めて伏せこんだ舞茸が、元気に育ってくれることでしょう。

秋に収穫された原木舞茸は、子どもたちが各家庭に持ち帰ります。素焼きにして香りを存分に味わったり、舞茸ご飯や炒め物にしたりと、それぞれの家庭の食卓を豊かな舞茸の香りで彩ります。
地域と育む、丹波山ならではの学び
丹波小学校では、原木舞茸の栽培以外にも、食育や自然体験、郷土文化など、丹波山村ならではの体験活動に地域の方々が教え役として関わってくださっています。都会ではなかなか味わうことのできない、本物の自然や文化に触れる経験は、子どもたちの成長にとってかけがえのない財産となることでしょう。
今年も無事に伏せこみが終わり、秋の豊かな恵みを心待ちにする丹波小の子どもたち。丹波山村の未来を担う彼らが、地域と共に成長していく姿をこれからも温かく見守っていきたいと思います。

丹波山村では、親子山村留学を行っています。今年は8月と9月に計3回、丹波山村で山村留学説明会を実施致します。山村留学をご希望の方は必ず参加していただくイベントです。ご興味のある方は是非、こちらの説明会にご参加ください。