フェアトレードを推進する学生団体「FACT」が丹波中学校にオンライン授業を実施

先月のことになりますが、
中央大学経済学部およびFLP国際協力プログラムの林光洋ゼミの学生が中心となって活動するフェアトレード団体「FACT(ファクト、中央大学フェアトレード委員会)」が、山梨県の丹波中学校の3年生の生徒たち4人に向けてオンライン授業を行って下さいました。

オンラインでコミュニケーションをとるFACTの皆さんと中学生

授業は中学校の3、4時間目に実施され、まずは参加者の自己紹介からスタート。
3時間目では、途上国のイメージや課題・特に児童労働の現状について学びました。
4時間目は児童労働問題の解決の一つとして「フェアトレード」を示し、その定義や仕組み、国際的な認証ラベルとさまざまな団体や企業の取り組みなどを紹介。

中学生たちにとっては初めて知るであろう「フェアトレード」という言葉の意味。資料にメモを取るなどしながら熱心に話を聞いていたようです。
最後に「フェアトレードをどうしたら広めていける?」というテーマでグループワークも行いました。

FACTの皆さんから中学生に贈られたフェアトレードチョコレート

私の子供がちょうど中学3年生で、この授業に参加させてもらいました。
帰宅した息子がわたしに「フェアトレードって知ってる?」「このチョコレートいくらだと思う?」と聞いてきました。
恥ずかしながら私はフェアトレードという言葉や文字はたまに触れはするものの、きちんとした意味を説明することができませんでした。
いただいたチョコレートを一緒に食べながらその日教わったことを話してくれました。
大人の私もフェアトレードについて調べ知るきっかけになりましたし、これからスーパーやお店で商品を購入する際の選択肢が増えたように思います。

FACTの皆さんには、このような小さな村の少人数学級において貴重な内容の授業をしてくださりとても有難く感じました。
世界は広い!未来を担う子供達には様々なことを見て、聞いて、知っていってほしいと思いました。

詳細記事が中央大学のホームページに載っています↓
フェアトレードを推進する学生団体「FACT」が、山梨県の丹波中学校にオンライン授業を実施