四年ぶりの開催!丹波山村 村民体育祭

曇り空の下、四年ぶりの村民体育祭を行いました

 10月の三連休の日曜日、丹波山村 村民グラウンドで村民体育祭が開催されました。新型コロナウィルスの影響もあり、四年ぶりのスポーツの祭典。丹波山村教育委員会と丹波山村体育協会の尽力により今年は開催することが出来ました。

かつては地区ごとの対抗戦だった綱引き

 午前9時の開会式のあと、準備体操やジャンボゲートボールが行われ、いよいよ体育祭ではおなじみの綱引き予選が行われました。かつては各地区対抗戦でしたが、人口の偏りがある今は地区に関係なく4つのチームに分かれて予選、決勝が行われました。子供も大人も参加可能。

「地区対抗の頃はね、結構熱かったんだよ。子供とか近寄れないくらいにね。」と地元の方が教えてくれました。「昔は会場いっぱいに人が入って、酒にタバコにみかんの香りが入り混じって、とにかく凄い熱気だった。」話ながら少し寂しそうな横顔が印象的でした。今では想像もつかない光景ですが、それはそれで面白そうだなと、かつての村民体育祭に思いを馳せました。

もってかせーボール渡し ヘルメットを被るは木下村長

今年の体育祭では、村にある企業や団体からの提供や協力があり、丹波山村社会福祉協議会からは普段レクリエーションで行っているボール渡しゲームを体育祭仕様にアレンジ。
 センターから左右にチームが別れ、居並ぶ人にそれぞれヘルメットとピコピコハンマーを渡し、それぞれ横の人に手渡し、戻ってきた時にセンターの人にヘルメットを被せるか、ハンマーで叩くかします。早かった方が勝利。リズムよく隣の人に物を渡せるかがポイント。

保育所のダンスに大人も混じって盛り上げる!
丸太の早切り

村の97%を占める山林。その山林を維持する林業事業者の一つ株式会社TreeLumberが丸太を提供。子供たちと大人たちの本気の丸太切り対決!

リレーは体育祭の花形

綱引き決勝、玉入れと行い最後は各種団体リレー。大人の部は、村役場、小学校、中学校、丹波っ子クラブ、チーム高尾の5チームに分かれて参戦。普段本気で走る姿を家族や子供たちの前で見せることは少ないだけに、子供たちの声援が高尾天平にこだましていました。

恒例の景品ありのじゃんけん大会

閉会式後に行われた豪華景品をめぐる運と実力の勝負!ある意味、一番の激熱イベントでした。今年はじめて村民体育祭に参加しましたが、想像通り面白いものでした。何より村民みんなで協力して面白いものを作ろうという気持ちがとても伝わりました。今よりも人口が多かった頃に比べると寂しい部分もあったかも知れませんが、時代に合わせたイベント内容になるのは自然なこと。

来年も丹波山村らしい村民体育祭になることを願ってします。参加したい方は、是非、丹波山村に移住してみてはいかがですか?